儲かっている経営者やフリーランスの中には自分の時給を考えると家事をやっている時間は生産性が低いから家事代行を依頼している、という声を聞く。

確かにそれは事実だろうと思う。稼ぎの良い人の時給と家事代行サービスの金額を単純に比較すれば、それは合理的な判断だろう。

私自身は家事の時間は「考える時間」としている。

基本的に考え事をする時はジムのプールを歩いたり、サウナの中であったりするのだが、最近は家事が良い気分転換にもなっている。

客や金融機関との商談や、パソコンの前でカタカタやっているだけだと飽きる。特に座りっぱなしだとお尻も痛くなるし、足に血が溜まる感があるし、とにかくパソコンの前にいると何らかの作業をしてしまって、考え事の時間を取れない。

そんな時は強制的にパソコンを閉じて、オフィスから徒歩1分の自宅に帰り、風呂掃除やら掃除機かけやらシンク洗いやら書類の整理整頓をしながら色々考える。

あの案件は結局どこと提携しようか
あのメールの返答はどう返そうか
次にあのサイトのコンテンツはどのテーマでアップしようか
あの広告キャンペーンに今月はいくら割り当てようか

そんなこと考えながら家事やっていると気分もリフレッシュされ、考えもまとまっているので、パソコン前に戻ってきてからも作業が捗るんですよね。

妻にもちょっと喜ばれますし、一石二鳥。

まあ、バルセロナのメッシが監督から守備免除されているごとく、私は家では妻に家事免除されており、たまの家事だからこそ言えることかもしれません。

私もやりだすと徹底的にやってしまう質ですが、仕事のリフレッシュに家事、家事のリフレッシュに仕事とバランス良くやれば案外それ自体が良い気分転換になる気がしますね。

色々な考え方や向き不向きもあると思いますが、私は結構楽しんで家事や育児やってます(笑)

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