行政書士業界は「マーケティング」とか「集客」の意識が薄い異常な世界です。
ようやく「マーケティング」や「集客」の必要性を感じてきた行政書士であっても、殊、そこにコストが発生することに対しては、未だに大きな心理的抵抗をもっています。
しかし、もはやとっくの昔に「タダで、コストをかけず集客できる時代ではなくなっている」わけです。
まずはこの部分をしっかりと認識して、「集客する為にはお金がかかる」という厳然たる事実から目を逸らさないことが重要です。
目を逸らした方は、中途半端な計画で開業して「仕事がない」と日々嘆きます。
目を逸らさず真剣に考え開業する方は、開業資金の予算の中にしっかりと広告費が計上されており、結果、集客に成功します。
「捻出できる広告費なんてないよ・・・」
そう言う方の解決策は以下の2つしかありません。
・融資を受ける
・まだ開業しない(勤めを継続して十分な開業資金を貯める)
ご自分の人生なので、一か八か、カツカツの予算で行政書士開業してみたい方はご自由にどうぞ。
ただ、これだけは言っておきます。
集客にかけるコスト無しに仕事にありつける程、甘い世界ではない。
多くの事務所がそれぞれ血を流しながら(コストをかけて)仕事を取りにきている中で、何もしないあなたのサイトの方が仕事が取れる道理がありません。
仕事がない、と言っている行政書士さん達は、必然的に仕事がないわけであり、これからも仕事はないでしょう。
集客はタダではできない。
この一文を理解しているかどうか。
仕事がない事務所と、仕事が溢れている事務所の分かれ道です。
単純にお金をかければ解決するわけではなく、時間をかけ、労力をかけ、更にお金もかけて、はじめてようやく1件の仕事を取っていける訳です。
資格学校のパンフレットや開業セミナーでは派手な文字が飛び交っていますが、キッパリ言っておきます。
そんなに甘い世界じゃないですよ。