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一旦、値下げをすれば、更に値下げを要求されます。

値下げした客からの紹介は、値下げせざるを得ない。

価格にしか「価値」をおかない低価格の客層が集まってくる。

結果、、、、

儲かりません。

もともと価格を安く設定している場合、悲しいかな、更に値切られやすくなっちゃうんですよね^^;

値下げを要求する「お客さんが悪い」のではありません。

安くしている「あなたの事務所が悪い」のです。

値下げ要求に応じて、その客から仮にリピートがあった場合も、同じ値段で受けなければなりません。

紹介客もまた然り。

価格にしか価値をおかない客ばかりが増えていきます。

類は友を呼びますから。

そうなったらどうなるか。

儲からない割に、自分自身の労働時間だけが増えます。

更に、スタッフの労働時間、精神的なコストも増加します。

当然、サービスの質も低下します。

「自分たちは安い仕事しかしていない」とスタッフが自覚してしまうと、仕事に対する意識も低くなりますからね。

経営者としては、絶対に避けなければなりません。

価格を安く設定するなら、業務完了までに掛かる一顧客あたりの時間も比例して短くなっていかねばなりませんよね?

数を捌かなければ利益は出ません。

でも、それもできなければ、スタッフの意識は下がるし、客層もどんどん悪くなる一方。

負のスパイラルに突入です。

それでも価格を下げ、値下げにも応じてやっていくというのであれば、苦戦必須の覚悟で挑んでください。

ネットを見ていると、これまでにも強烈な価格訴求型サイトが星の数ほど出てきましたが、今もまだ残っているのはほんの一部。

3年も持たずに廃業していきます。

もとい、1年も持ちませんね。

どれだけ良いサイトを作っても、価格設定一つ間違えただけで廃業に追い込まれることだってあるのです。

べらぼうに高い場合は別として、まともな経営者は値付けは慎重に行っています。

その価格には何らかの合理性が備わっていると考えてください。

競合の価格を参考に、自社サービスの原価、広告費、販売コストなどの一般経費、自分の労働時間、スタッフの労働時間、経営理念など総合考慮した上で、適切な値付けを行っていきましょう。

安易な値下げは絶対にしてはなりません。必ず失敗します。

僕の経験上、まず間違いないと言っていいです。

参考にしていただければと思います。

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