人手不足倒産が最多ペース 月内にも前年水準件数超えか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181014-00000001-fsi-bus_all

こうしたニュースが増えてきましたが、人手不足になることはわかっているわけで、身の丈にあった受注や経営でやっていくことはできないのだろうか?とも思うのですが、業種や受注契約内容によっては難しいのかもしれませんね。

私はメルマガでも書きましたが、マンパワー以上の受注になりそうだった昨年は新規全ストップをして調整しました。

売上を自ら逃すことは経営者としては心苦しい想いもありますが・・・完遂できない分量の仕事を受けるわけにはいきませんかね。

こうしたニュース見ると、無理してでも受けているってことなのかな・・・?

とはいえ、人材不足・後継者不足問題は深刻ですね。

2025年には、日本の企業の1/3にあたる127万社が廃業危機に陥る可能性があるという調査結果もあるようです。

熊本の建設業界でも後継者がいない、社長と奥さんのみで経営のパターンは多いです。

うちもそれなりの顧問数を持っているので、吸収する側・される側や金融機関から話が持ち込まれて合併経審の受注に繋がるわけです。

私は行政書士としてこうしたM&Aに今後も関わっていきたいと思っています。

報酬が高額になることも魅力的ですが、やはり今後10年大きな問題になっていく一つの大きなテーマですから、何らかの形でコミットしていきたいですね。

今のところ個人的には、県内の建設業(合併経審)だけにフォーカスしていますが、もはやM&Aは大企業同士が行うものではありません。全国色々なところでサイトや会社の売買はかなり活況です。

サイトの方にも会社のM&A(企業の合併・買収、公開買付、敵対的買収など)とは?という記事をあげていますが、今はM&Aの相談が気楽にできるサービスも増えてきています。

ただ単に廃業してしまうのはもったいないので、「会社売れないかな?」「譲渡できないかな?」と考えてみても良いと思いますね。

買う方は事業拡大や時間の節約になりますし、売る方もまとまった資金を手にできて、顧客や従業員に迷惑かけることなくキレイにフェードアウトできるかもしれません。

建設業だと技術者や経管としてそのまま残れる可能性も結構ありますし悪いディールじゃないと思いますね。

後継者不足問題は今後M&Aがより活況になり、多すぎた会社が適正値になるべく、ガリバー企業がポコポコ買っていくのではないでしょうか。

人手不足は企業の魅力をあげることが前提だとは思いますが、個人的には人手少ないなら少ないで少数精鋭にしつつ、業務効率化やシステム化、機械化進める良いチャンスだと思いますけどね。

こんなことにでもならない限り、なかなか現状変えようとは思わないでしょうし、「人手不足上等!」で楽しみながら改革していきたいものですね。

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