小規模企業白書・中小企業白書はご存知でしょうか?
僕は毎年これが出るのを楽しみにしています。行政書士として、今、何をすべきか、今後、自分はどこに向かうべきなのかがはっきりします(と言うよりも軌道修正してくれる感じ)。
行政書士のメイン顧客層である中小企業の過去、現在、未来。
今、多くの中小企業が何を見て、何を問題(課題)としているのか、この白書が教えてくれます。
顧客が今何に困っていて、我々行政書士は何ができるのか?どう力になっていけるのか?
大きなヒントを与えてくれると思います。
自分に何ができるかは重要ではありません。
自分本位で何を売りたい、何がしたいをスタート地点にするのではなく、顧客が抱えている問題点からスタートして、その問題点に対して自分は何ができるのか?をゴール地点にもってこなけければなりません。
今後はこのような視点を持つことが、より重要になってくるのではないかと思います。
この白書を読んでおけば、実際に中小企業の社長さんと話をするときにも非常に役立ちます。
社長が潜在的に抱えている問題点(社長自身が気づいていない問題点)をこちらから炙り出して、解決策をご提案することも可能です。
行政書士ではカバーできない問題であれば、他の専門家を紹介する。喜んでくれますよね。
「あの行政書士はうちの会社のことを良くわかってくれているなー」と思ってもらえれば、自ずと相談事も入って来るようになります^^
まずは、顧客を知ること。
当たり前のようですが、おろそかになりがちです。
紙の白書は有料で購入しなければなりませんが、PDFであればこちらのページから無料で全ての資料を読むことができます。
ぜひ、目を通してみてください。