まあ色々とあると思いますが、結果が出るまで、「我慢ができない」というのが最も多いのではないでしょうか。
すぐに結果が出ないと不安になるのも分かります。
大事なお金がワンクリックいくらで飛んでいくわけですからね。
リスティング広告経由のアクセスの属性を考える。
訪問者には「今すぐ客」と「見込み客」がいます。
広告文を工夫して、今すぐ客だけ呼べれば何の問題もありません。ただ、厳密にセグメントできるわけではない。
解りやすい例で言うと、マンションを買う人って、すぐに購入を決めたりしませんよね?
すぐに問い合わせもしないです。情報収集に時間をかけて、良さそうな業者を選定して、そこで始めて問い合わせをしてみようと思うわけでして。
行政書士業務でも同様。
会社設立を考えている人も今すぐ客ばかりではありません。許認可もそうです。
「3ヶ月後に設立を考えているんだけど・・・。」
「半年後には許可がいるんだけど・・・。」
という層がいます。
リスティングで稼ぐクリック、アクセスの中には、今すぐに買う必要はなく、現段階では情報収集しているだけの見込み客が混じっています。
リスティングに関しては、やはり固定費化、予算化して、じっと我慢する場面も必要です。
長い期間、同じキーワードで出稿しとかないと、見込み客が戻ってこれないですよね。
「そういえば、以前見た良いサイトがあったけど、どこだったかな?もうなくなったのかな?」となるわけです。
機会損失の発生です。
要は、同じサイトへのアクセスでも、属性が違えば申込み時期も異なります。
この辺を理解しているか否かで、リスティング広告の運用方針も変わってくるかと思います。
SEOも短期的に成果を出すことが難しくなっており、長期的視野でコツコツ取り組む必要が出てきましたが、売上は上げ続けなければなりませんから、即効性のあるリスティング広告の重要性はより高まっています。
まとめ
今回の記事は、SEOに比べれば即効性のあるリスティング広告ですら、すぐに効果が出るアクセスばかりではない。ということも抑えておくべきかと思い、書いてみました。
行政書士業務関連の出稿を日々眺めてますが、長続きしてるところ、我慢できてるところ、ほんと少ないですね。
だからこそ、腰を据えてリスティング広告にお金を突っ込み続けている事務所のひとり勝ちになるわけですが。
リスティングのノウハウは、積み上げておけば、どの業界でも潰しが効きます。長期的視野をもって広告運用は続けていきたいものですね。
リスティング広告の重要性についてはこちらの記事にも書いてます。
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