先日、融資の件でお知らせに投稿したこちらの日本政策金融公庫融資支援ドットコムを例に挙げたいと思います。
このサイトは制作費用が79,800円(現在は15万円に値上げされましたが、当時のSWLのブログ型ホームページサービス制作代金は79,800円でした)。
そして約4年間の運営にかかる月額利用料5,250円×48ヶ月=252,000円。
合計331,800円(79,800円+252,000円)
一方で、アドセンス報酬(広告収入)が519,972円(これは2011年6月24日からの収益で、実際にはそれ以前の2010年から当サイトは運営しているので、60万円を軽く超えていると思います。)
アドセンスってのはこれです。サイト内のコンテンツ直下にこういう広告が貼ってあると思います。
これっていうのは、単にサイトにコードを貼っているだけ。
この広告をクリックされると、1クリック当たり数十円〜高いものですと数千円になることもありますが、本当にほったらかしなわけですね。
どうでしょう?サイト制作費やサイト運営費をほったらかしの広告収入が上回っているんですよ?サイト作らない理由がないでしょ?
私の考え方ですが、サイト制作費や運営にかかる費用は労働対価の伴わない、ほったらかし収入で回収します。その上で、利益はキッチリ業務や他のキャッシュポイントから得ると言う事です。
この融資サイトも1冊2万円の日本政策金融公庫融資マニュアルや14,800円の事業計画書例をこのサイトからだけで1,000冊以上販売していますし、1時間3万円の相談業務や最低報酬10万円〜の事業計画書作成業務での稼ぎがメインであることは言うまでもありません。
もしかしたら、広告を貼らなければもっと依頼に繋がるのかもしれませんが、私はそこまで業務を受けたいとも思っていないですし、結局お金を払わない人はとことん、どこまで行っても払わないのです。
だったらそういう訪問者はお客さんになり得ない人達なわけですから、サイトに貼ってあるアドセンス広告でもクリックしてさっさとサイト内から出て行ってもらいたいということですね。
おかげさまで余計な報酬交渉などの煩わしさもなく、気持ちよくお金を払う方の相手だけすれば良いですし、その裏で、実はこのサイトは依頼せずに広告をクリックして出て行くような人達のお陰で実は成り立っているということになります(笑)。クリック報酬が制作代金や運営費用上回っているわけですから。
逆もまた然りで、どんなに広告貼っていても、依頼する人は依頼するのです。
「サイトいくつも作って、あの人すごくお金かかっているんだろうな・・・・」
とか考えている素人さんは多いですが、逆なんです。
仮に1件も依頼が来ないとしても利益の方が大きいわけです。(もちろん、それだけで食ってはいけませんが、1件も依頼が来ないなんてこともまた考えられません・・・)
お金かかる一方なら誰もサイトなんてバンバン作りませんよ。
サイト制作に対する収支の考え方も何もかも、素人さんは勘違いしてしまっているケースが非常に多い事が残念です。
私自身は今でも毎月のように色々なサイトを作り続けていますよ。別に何のマイナスもないわけですから。