以前、私のメインサイトの一つ、日本政策金融公庫融資支援ドットコムに書いた無担保で3000万円の融資は下りるのか?みたいな記事を書こうかなと思っております。
この記事自体も書いたのもう2年くらい前になるのか・・・時が経つのは本当に早い。結局融資のお金全く使ってない(笑)
この記事は私が経営する会社の一つで、無担保で3000万円あっさり融資が下りたのですが、まあ年商3億超える会社ですから、3000万円って言っても企業規模から考えたら別に大したことではないんですよね。
それじゃあこれから融資を考えている人の参考にならないかなーとも思いまして、小規模化した行政書士事務所の方で500万円程度の融資にチャレンジしようかと思っています。
ま、経費は全然かからない事業スタイルになったので、減額されて300万が妥当な線かなとも思いますが、お客様にも「融資は多めに申請しましょう」とアドバイスているわけですから自分自身もその方針に沿ってやろうと思います。(減額された場合の予防線。笑)
私は幸いなことに、開業からこれまで資金調達や資金繰りに困ったことはないのですが、多くの企業はこの辺の知識・経験が著しく欠如しているため、年中ヒーヒー言っているんですよね。
中小企業の「資金繰り悪化」をAIで予測、“危ない”場合は融資のオファー クラウド会計のfreeeが開始
この記事とか目にして、もうね、ちょっと笑っちゃったんですよね、申し訳ないけども(笑)
誤解のないように言えば、私は個人的にはクラウド会計のfreeeは支持してまして、もはや会社設立手続きなんて行政書士や司法書士に依頼する時代でもなければ、難解な業務でもありません。
freee自体は良いシステムだと思いますが、この「資金繰り悪化」をAIで予測はいらないでしょ、さすがに(笑)
これは社長自身が把握察知しないと。なんでもかんでもAIて。
抜粋しますが、
新サービスによって『資金繰りを予測できない』『改善の仕方が分からない』『資金を調達できない』といった課題を解決し
とのこと。
断言しますが、こんなことをAIに頼っている企業経営者(自社の資金繰りが把握できていない会社)は遅かれ早かれ潰れますのでご安心ください。
ま、freeeさんも実際にはビジネスローンに誘い込むためのビジネス的呼び水としてやっているんだろうとは思いますが。
きちんと現預金の変動を毎日エクセルで集計して、入ってくるお金と出て行くお金さえ把握していれば良いだけのことなんですよ、資金繰りなんて。AIの出る幕などありません。
テクノロジーにケチを付けるつもりはないのですが、変わるべきは自分自身だと思わないのか疑問です。
日本政策金融公庫の申し込みは今はオンラインですからサクッと気楽に融資申請できますよ。
書類のやり取りもオンライン、面談はスカイプやラインで、とまでなると楽なんですがね。そこまでなるのはまだまだ先かな。
日本政策金融公庫や制度融資(信用保証協会付き融資)は、いつでも融資を引き出せるATMくらいの状態にしておかないとですね。
その上で、足らない分をビジネスローンやファクタリングでおぎなうわけです。