自分目線ではなく、訪問者に当事者意識を持ってもらいましょう。
例を挙げてみます。
「当事務所の建設業許可申請代行サービスは、早くて確実です!」
「当事務所の建設業許可申請代行サービスをご利用いただくと、手間と時間をかけることなく、一ヶ月後には建設業許可業者になれます。」
上は、販売者目線のコピー。
下は、お客様目線。当事者意識を持ってもらうためのコピー。
結果をイメージさせる。サイト訪問者に「あ、これは自分の未来だ。」と思わせる。
WEBで問い合わせを取るための第一関門。
アイキャッチで訪問者の心、心を掴み取る。
コピーを書くときのコツには他にもたくさんありますが、中でも大事なのが徹底的な「訪問者目線」です。
愛着ある自社商品ですから、どうしても
「ここが○○になってて、こんなにも良いんですよ!」
と声高らかに伝えたくなりますけど、そこはぐっと我慢。
そうではなく、商品・サービスを使ってもらったら「あたなにはこんな良いことが起きますよ!」という「伝え方」をしなければなりません。
たまに同業者のコピーを見てると、同業同士で価格比較評やサービス内容を比較してこき下ろしているようなものがありますが、あれはいただけませんね。書き方ではなく、見せ方ですかね。
下品です。
それだけでなく、他社比較コピーは、ライバルサイトへのアシストにもなってしまいかねない。
たとえば、会社設立業務なんかで、
「設立格安○○円ぽっきり!税理士との顧問契約も不要!ほかのゼロ円設立サービスは顧問契約が必要なので、結果、高くつきます!」
と書いてみても、訪問者の中には、
「どうせ税理士も必要になるし、それならゼロ円サービスの方がいっか。」
という層もいるわけです。
逃げられちゃいますよね?
そのくらいの機会損失も当然見積もっての戦術だとは思いますが、他社比較でしか、仕事が取れないサービスなんて、どうせ粗悪だろーな。って感じる人もいますし、何よりも見ていて、読んでいて、あまり気持ちのいいものではありません。
自分だけよければいい。みたいな感じで。笑
まあ、個人の好き嫌いでもあると思いますけどね^^
そんなことよりも大事なこと。
コピーを書くときに意識すべきは、徹底的な訪問者目線。です。
コピーを書くときの参考にしていただければ幸いです。