士業のホームページで稼ぐために、最も重要な自社サービスの「売り」とその「見せ方」について。
行政書士樋口先生のサイト。
WEBで引き合いを取って→リピート・紹介へとつなげる。堅実な経営をされている先生です。
まずは下のサイトをじっくりご覧ください。
サイト訪問者は、訪れてから
約2秒で、
- このサイトは信用がおけるか?
- 求めているサービスが提供されているのか(悩み・問題を解決してくれるのか)?
などを判断します。
また、その判断には訪問者の「感情的」な部分も多分に含まれているようです。
「このサイト、「なんか」感じいいな」
「このサイトに載っている写真の人、「なんか」雰囲気あるな」
とか、
逆ですと、
「このサイト、「なんか」違うな」
「このサイト、「なんか」ちょっと胡散臭いな」
などなど。
きわめて曖昧ですね・・・。
「なんか=感覚」です。
お客さんって、論理的かつ合理的な思考で買い物をするかと言えば、実際はそうでもないんです。僕もそうですし。
自分に置き換えて考えてみると身に覚えがあると思いますけど、いざ自分がネット注文するときって、買うか買わないかを「感覚的」に「判断」していることって山ほどありますよね。
インターネット上には横並びのサービスが掃いて捨てるほどあります。何らかの突出した「違い」で「感情を刺激」しないと、訪問者の記憶に残りづらい。
感覚的に、このサイトは役立ちそう!と、思わせないといけないのですね。
これらを加味した上で、再度、樋口先生のホームページをご覧いただけますでしょうか。
自社サービスの「売り」やサイトの「雰囲気」はしっかり押し出せていますね。
樋口さんのサイトはとにかく「売り」が明確です。
- 無料で出張相談を受けることが可能
- 実績多数で更に地域密着(兵庫・大阪)
- お客様に手間は一切かけない(書類の作成・提出一式代理)
自社サイトの「売り」をヘッダーでしっかり訴求し、まずは訪問者の心をつかむ。
次に、メインコンテンツ内で「売り」をより詳細・具体的に解説する。
行政書士業務は属人的だからこそ、顔写真の良し悪しで反応率は劇的に変わる。
信用面。サイトを開いた瞬間、代表である樋口先生の写真が目にとまるので安心感があります。
(ただ、ここも注意が必要で、表情が暗かったり、悪印象を与えてしまうと本末転倒です。写真はプロに頼むか、奇跡の一枚が撮れるまで、何十回でも何百回でもシャッターを押しましょう。笑)
顔写真って意外に大事で、お客様からすれば、
「どんな方が電話口に出るのだろうか?」
「どんな方がサービスを提供してくれるのか?」
「人となりはどうなのかな?」
など、普通に気になりますよね?
ここの障壁も絶対にクリアしておかねばなりません。
求めるアクションを提示せよ!
売りを伝えて、信用もしてもらった。
次に何が必要か?
求める行動。
です。
サイト訪問者にどのような行動(アクション)を求めるのか。
サイト運営者側が明確に伝えなければなりません。訪問者を迷わせてはいけません。
- 電話してもらいたいのか
- 資料請求してもらいたいのか
- メールでの問い合わせをもらいたいのか
- メルマガに登録してもらいたいのか
- 無料相談を申し込んでもらいたいのかetc…
樋口先生のサイトが求める行動は、「電話をかける」です。
電話をかけてもらうことに、重点を置いたサイト作りをされていますね。
あれもこれもじゃ、訪問者はどうしたらいいか迷ってしまいます。
求めるアクションは、1つか2つにしておきましょう。
まとめ。
ホームページの作成で大切なのは、サービスの「売り」を具体的に書く・伝える。そして、「求める行動」を促すこと。せっかく明確に「売り」を伝えているのに、最後の「求める行動」の部分を適切に伝えれていないサイトが多いです。
非常にもったいないので、ぜひ、「求める行動」を意識したサイト作りを心がけてくださいね。