先日津田先生が顧客の囲い込みに関しての記事をfreeeとやよい会計を例に挙げて書いておられました。(ちなみに、freeeは使う使わないに関係なく、一度無料登録するとどういうマーケティングして囲い込みしているのか勉強になると思います。)
これは行政書士に当てはめると何が考えられるでしょうか?
私の事務所では、建設業者の経営事項審査を第一として考えております。
このブログでも何度か書いて来ていますが、経営事項審査は毎年必ず発生する業務でブランドスイッチしません。
余程のことがない限り基本的にしないはずです。
ウチは切られた事ありません。
あっちの事務所の方が2万円安かったんで来年からその事務所に依頼します、とはならない分野なのです。(経審は建設業者にとっては生命線なので、安いからと言っておいそれと一見行政書士に鞍替え出来ないんです。)
つまり、経審客に切られると言う事は、よっぽどの堪え兼ねた不満があると認識した方が良いでしょう。
事実、他の事務所からウチに移ってくるお客様は相当な不満をもって依頼されてきます。
さて、1社あたりの平均単価を経審から派生する他の案件も含め20万円/年と考えると、150社持っていれば年間3,000万円の売上はFIXで入ってくる売上額となります。(実際ウチの事務所で言うと安くても15万円、合併経審で高い所だと70万円くらい頂いているので、保守的な計算と言えると思います。)
倒産を除けばほぼブランドスイッチもないわけですから、積み上げれば積み上げるほど年間の売上は安定しますし、増加幅に差はあっても綺麗な右肩上がりの線を描くはずです。
多くの方にとって気になるのは
- 最初の入り口はどうしたらいいの?
- どうやって150社積み上げていくの?
と言う部分だと思います。
この部分に関しては明日書いてみたいと思います。