行政書士は職業柄、他事務所と「大きな」差別化をはかるのは難しいです。
成果物がほぼ同じですから。
値段をバカみたいに下げるとか、ありえない納期を設定してみたり、無茶なものを除いてですね。
上記は差別化を履き違えている典型例です。
差別化は、お客様の役に立つものでなければなりません。
無理な値下げはサービスの品質低下に繋がります。
独りよがりな差別化は市場の需給バランスを大きく崩すばかりで、誰も得しない。
さて、本題です。
微差で勝負する。自分の武器は何か?
実は、差別化って、ビジネスシーンを細かく区切って考えると驚くほど簡単なんです。
行政書士は特に。
なぜか?
商売をする上で、必要なスキルがない事務所が大半だから
です^^;
要は、当たり前のことを当たり前にできていない事務所が多いということですね。。。。
で、齋藤一人さんのこちらの本。
行政書士で差別化を考えている人は、一度読んでみてくださいね。
他の事務所と、わずかな差をつける。
- 電話応対
- メール応対
- 面談応対
- 納期
- 事務所の立地
- 業務報酬
- 取り扱い業務
- 事務所の看板・チラシ・封筒
- 従業員教育、待遇
- 身だしなみ etc
ビジネスシーンを区分けして、
「自分の強みは何か?大きな差は無理でも小さな差を付けれるところはないか?」
を考えてみてください。
いくつでもいいです。多ければ多いほどいいです。
そして、できるところから実行してみてください。
すぐに結果は出ませんが、1年後、2年後、5年後・・・・。
長期的視野を持って、微差を積み重ねていく。結果、他の事務所とはありえないほどの差がついてきます。
机上の空論ではなく、これは私の経験則です。
ありがたいことにお客様の声などもいただきます。
「前に頼んでいた行政書士さんには1週間かかるといわれたが、御所はその半分の期間で完遂してくれて助かりました」
「メールと郵送のやり取りのみで打ち合わせができたので、忙しい身にとっては、助かりました」
「郵送代を負担してくれるのが嬉しかった」
どれも、至って普通ですよね?
うちの事務所は、当然のごとく、仕事は早く、丁寧に!をモットーに業務を行っています。
うちは当然、今後もこのスタイルを続けていき顧客をコツコツと増やし続けます。
セルジオ・ジーマンは広告の定義を
「広告は、ブランディング、パッケージング、著名人による推奨、後援、広報活動、顧客サービス、従業員の待遇、さらには秘書の電話応対の仕方までをも含んだ活動なのである」
と、しています。
紹介した齋藤一人さんの「微差力」とセルジオ・ジーマンの「実践!広告戦略論」は必ず読んでみてくださいね。
「他事務所と微かな差」を付けること。
今からすぐにでも、考え、行動に移せる差別化。
造語→微差別化。(笑)
ご参考までに!
それでは、また次回更新をお楽しみに!