開業の成否

これまでの生活・収入・仕事。全てを断ち切り覚悟をもって開業する方と、そうではない方。

どちらが成功しやすいかは自明です。

前者は強い。後戻りはできず前に進むしかないのですから。

開業前の方や開業間もない方々が、ご丁寧に事務所へ挨拶にきてくれることが結構ありまして。

(挨拶というより事務所の雰囲気をのぞいてみたいとか、行政書士業務を実際どのように回しているかなどを見たいのというのが本音だと思いますが^^;)

態度・眼力で、この人は行政書士でやれるかやれないか、分かります。

やる気に満ちている人は態度一つとっても違う。

質問のレベルが違います。

「どうやって仕事取ればいいですか?」

「実務はどうされているのですか?」

こんな質問すること自体、間違っているんですよね。

まずは自分で考える。やる気に満ちている人は、自分で考えて行動した結果、◯か?☓か?を聞いてきます。

返答もしやすいし、相談受けてる側も勉強になります。

開業に踏み切れないあなたへ

年齢、独身、世帯持ち、性別。関係ありません。経験も資金も関係ありません。

退路を絶ってやるかやらないか。この決定的な違いが成否を分けます。甘えはご法度。

僕の場合は、退路を断つというより、22.3歳で音楽活動諦めて、さて何しようかなー?と考え始めたときには、既に選択肢も何も、退路すらありませんでしたけど。笑

社会人経験なし、お金なし。

それでも前に進むしかありませんでした。

開業できる資格を取って自分でビジネスをする。自分が生き残る道はこれしか残ってないなと。

決めれば、後はやるしかありませんからね。

開業に踏み切れないあなたへ。

退路を断つ覚悟はできていますか?

できてなければ、今は開業すべき時期じゃないかもしれません。

今の仕事は決して辞めるべきじゃないかもしれません。引くも勇気といいます。

生半可な気持ちでその業界に入っていって、本気でやっている人たちに勝てるはずがありません。

でも、勝るものがひとつもないのか?そうではありませんよね?

新人にあって、ベテランにないもの。

それは、熱意と覚悟です。

成功したい、行政書士として人の役に立ちたいという「熱意」。そして、失敗するかもしれないが、やりきるんだという「覚悟」。

資金なし、経験なしでも、これがあればベテランにも勝てます。

殊更、行政書士業界の先行きは暗いなんて言われていますが、この業界に限ったことではありません。

成功する人はするし、しない人はしません。

開業にどうしても踏み切れないという相談を最近、受けたので、自分の思いを語ってみました。笑

参考になれば幸いに思います。

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