新規客の獲得は永遠のテーマ。
「うちは集客については知識もあるし、仕組みも出来上がっているよ」
大変素晴らしいです。集客力は商売の基本ですからね。
もっともっと集客したい。
気持ちは分かります。行政書士は業種的にもスポット業務が多く、集客し続けないと不安になりますからね。
「去年はよかったのですが、今年はライバルも増えて、集客が上手くいかないんです」
こういったご相談も多いです。
でも、よくよく話を聞いていると、もったいないなと思うこともあります。
手っ取り早く、かつ、現状よりも売上&利益を上げたいのであれば、リピートや紹介客を増やすことを考えればいいんですね。
既存客から買ってもらう工夫をすればいいのです。
新規を取り続けるのは広告費も労力もかかる。
一方、リピーターや紹介客を増やせば、コストは下がり、利益も出やすい。
新規客と比べてアプローチもかけやすい。
新規顧客の集客ばかりに目がいって、リピーターや紹介客を増やす仕組み作りや、既存客へのフォローを怠っている行政書士事務所は多いんですね。
お客様から新規で依頼を頂いた際、ただ単に業務をこなしていませんか?
確実、迅速に業務を行うのは当たり前として、その業務フローの中でリピートや紹介客を得る仕組みを、ぜひ取り入れてみてください。
メールのやり取りの中で案内文を入れてもいいですし、書類納品時にノベルティを入れてもいい。
業務終了後も、お客様に役立つ情報や商品をお知らせしてもいいと思います。
これらをやるだけで、無理に新規客を取りにいかなくても、売上は徐々に安定していきます。
以上、参考になれば幸いです。