会社設立業務をやめた方が良い理由の投稿記事で、このサイトはSEOで上位表示されていると書いておりましたが、実際7月の売上を公開してみたいと思います。

  • お申込数 8件
  • 入金済数 6件
  • 売上高 58,000円(税抜)×6件=348,000円

※上記は純粋な合同会社設立のホームページ経由の依頼のみで、紹介やアナログからの依頼、建設業許可等の他の許認可サイトからの許可+会社設立の依頼は含まない数となります。

6件のご入金の内5件が印鑑作成サービスのお申込を、2件が税理士紹介サービスのお申込を頂き、完了しております。

印鑑の場合、大体売値の半分が報酬としてもらえますので、4件で3万円程度の報酬。

税理士紹介の場合、年間顧問契約金額の3割程度が報酬になりますが、今回は12万円程度の報酬です。(年間顧問料20万円×2件×30%=12万円。中には年間顧問料100万円を超える案件もありますので、その場合は1案件でウチが30万円頂くと言う仕組みです。)

7月のケースで考えると、合同会社設立自体の売上348,000円+印鑑3万円+税理士紹介12万円で約50万円。

ここから司法書士への報酬が15,000円×6件=9万円なので、41万円の粗利+「将来の変更手続き依頼や2件目の設立依頼見込み」が最終的な利益と言えると思います。

※まだ完了していない案件もありますので、今後印鑑代や税理士紹介の分の売上が増える可能性は高いですが、暫定的には上記のような数字になります。1人事務所でやっているなら、まあ何とかメシは喰えるかな?と言うレベルではないかなと思います。

僕は安売りはしない&会社設立は出来るだけやらないと言う事務所の方針でやってますのでこの程度の数ですが、上位表示されて更に1万円を切る金額でやっているところですと、この20倍〜30倍程度は仕事を取っていると思われます。

会社設立手続き自体は、正味で言えば1時間仕事なので、安く(或いは無料で)やって、バックエンドの税理士で取ると言うのは税理士事務所や税理士紹介をメインに考えている場合だと事業戦略としては十分アリですね。(ただ、安く売った場合ほど、バックエンド商品の成約率も悪く、また、成約金額も低くなるので、設立自体を安売りしているとバックを売る際にも相当苦労する覚悟は必要でしょう。)

高く売りたい人も安く売りたい人も自由に好きな方でやれば良いと思いますが、どちらにせよ、サイトが上位表示されないと話にはなりません。

個人的には行政書士は独占である許認可業務やらないと大きな売上にはならないと思いますが、会社設立業務は人気なのでやりたい人は多いでしょう。ただ、これくらい上位表示されて、バックエンド商品を整えてもせいぜいこのくらいだよ?と言う事もまた知っておいて損はないのではないかなと思います。

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