前回の記事では会社設立サイトの効用についてお話いたしました。税理士さんと仲良くなれるツールになりますよ。と。
今回も引き続き「会社設立サイトとクロスセル」というテーマで書いてみたいと思います。
クロスセルとは:コトバンクから引用
ある商品の購入を考えている顧客に対し、その商品に関連する商品や、組み合わせることによって割引になる商品などの購入を勧める販売方法。
http://kotobank.jp/word/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%82%BB%E3%83%AB
さて、クロスセルが何たるかはご理解いただけたとして、会社設立業務に対応したクロスセル商品を考えていきましょう。
会社設立と絡めることのできるクロスセル商品
- 法人実印の販売(会社・法人設立時に絶対に必要)
- 創業融資、資金調達支援業務(公庫や信用保証協会貸付)
- 各種許認可(設立時または設立後に必要となる許可業種の場合)
- 税理士紹介(設立後の税務顧問契約や法人設立届等)
- 社会保険労務士紹介(新規適用、労働保険関係成立届、助成金等)
- 名刺、チラシ、HP等のノベルティの制作、販売
この辺で、自分のスキル、手持ちの提携先をかんがみて、提供し得るものがあればどんどん販売していけますね。
いまや会社設立業務の単価自体は急降下。もとい、0円、否、キャッシュバックまであります(笑)。
ですが、単体としての単価は下がったとしても、それ以外のキャッシュポイントは非常に多い。
起業家さんなので、丁寧に仕事をすればリピーターにもなってくれやすいですしね。
上に挙げた例以外でも、考え至るものがあれば、抱き合わせ販売はいくらでもできますね。
いまやコピー機や通信機器系の販売をやってる行政書士、税理士さんもいるくらいです。
法人実印とかは、当方で専用の制作サービスもやってますので、ご興味があればご利用ください。
法人実印販売。単価自体は低くても、お客様には喜んでいただけますし、積み重なれば意外に良い売上になります。
うちも調子の良い月は、印鑑だけで20万以上販売しますので。
クロスセルって、商売をしてく上で、非常に重要な概念ですから、行政書士の場合は、一つの業務を受けてそれで終わりではなく、お客様に喜ばれて、売上にもなるような商品又は業務がないか、考えてみてくださいね。