行政書士業務は多岐にわたります。
行政書士が作成できる書類は何万種類とも言われていますが、いくらなんでも、市場が小さすぎると集客できません。
ニッチ戦略を取るにせよ、ニッチ過ぎてはダメだということですね。市場がない、もしくは小さすぎる場合は、売上には繋がりません。
SEOで上位表示ができたとしても、また、リスティング広告を打とうにも、そもそも検索する人がいなければ話になりませんからね。
よって、行政書士業務の業種決定においては一定の市場規模があるものが現実的です。
ただ、市場規模が大きくなればなるほど競合するサイトも増えます。
たとえば、会社設立、建設業許可などですね。
この辺りはネット上では超が付くほどの激戦区です。
会社設立・建設業許可などは地域特化すればまだ余地はあります。「会社設立+○○市」「建設業許可+○○市」など。ただ、会社設立は税理士さんや民間が無料でやってるので、ほんと戦略的にやっていかないと、しんどいです。
ペラペラのサイトを作って、これらの業種に参入するのは危険です。止めておきましょう。失敗する確率が高い。
大手のように広告費が潤沢にあるわけではございませんし、SEOで上位表示をするのも難しい。
USPは別に1つじゃなくても良い。
業種決定時のポイントはUSPです。いかに競合サイトに勝つか?
「自分の強み」「差別化」ですね。
USPをどこまでサイトに落とし込めるか。
他にはないオファーをいかに顧客に提供できるか。
心血を注いで考え、考え、考え抜いてみてください。
USPの例としては、人的なところでは、
これまでのキャリア・職種・経験と業務をシナジーさせる。
物理的なところで言えば、
「納期」でも良いですし、業種によっては「価格」で攻めるのもいいかもしれません(バックエンド商品があるなら)。
また、「営業日・営業時間」(土日・祝日対応等・24時間対応等)や「立地」(駅に近い・駐車場がある)などで強みをだすのもいいでしょう。
他にも探し出せばたくさん出てくると思います。
細かいものばっかりやなー。と思われましたか?
でも、大きなUSP・差別化なんて、行政書士業界では難しいです。
例に挙げたものなんて、大した販促にもならないのでは?と思われがちですが、たくさんのUSPを小出しにすることによって、結果、大きな差別化に繋げる場合もあるわけですね。
USPについては数が多ければ多いほど良いかと思います。いくつでも、思いつく限りのUSPをピックアップしてみて下さい。
それを全て、サイトに落としこむ。問い合わせ率、成約率がアップします。