いや、冗談です。はじめません。

民間で退職代行やっている企業があるみたいですが、一昔前ならこんなの開始した途端に弁護士会から非弁だと矢が飛んできてはずなんですが、最近は緩いのでしょうか。

ネット記事によると、月300件やっているとか。単価3万円としたら900万円の月商です。

拘束時間も短いだろうし、過払いなんかと同じで絶対勝てる案件。

手離れの良い収入としてはなかなか太いですね。実際退職代行のリピート依頼も多いみたいですしね。

更にフレッシュな退職者リストは非常に価値が高い。リクルートも真っ青とばかりに退職者リストの販売はNGですけど、自ら職業紹介許可を取って、退職後の就職サービスまでクロスセル展開してたら凄いと思うんですよね。

退職したからと言って、そこから永遠の無職になるわけではないでしょうから、10%(30件)でも再就職先を世話してあげられたら、退職代行とは単価が桁違いなので、ン千万円の月商いきそうです。

弁護士で職業紹介許可持ってたら最強な気がしますね。

それにしても、退職代行なんて依頼する人間はけしからんみたいな意見はありますし、私も一定レベル理解はできるんですが、逆に理解できないのは企業側。

退職意思を示すってことは、戦意喪失のモチベーション最低レベル状態にあるわけで、そんな人材を必死に引き留めたところで何のメリットがあるんでしょうね?

頭数が足りないとか、チーム目標達成できないとか、自分が見限られたみたいで心情的に受け入れがたいとか色々あるのでしょうが、気持ちよく送り出して善後策をしっかり行動に移した方が建設的だと思うんですよね。

退職の意思を示されてイライラ、無理やり引き留めてイライラ、退職代行から連絡来てもっとイライラ。

私も40名以上の従業員がいましたので退職者が出ることはあり、最初は寂しい気持ちにもなりましたが、手続き的には引き継ぎを急ピッチでやれば1週間程度で退職させてあげられます。もちろん残っていた有給も全消化してもらって気持ちよくバイバイ。

いいのよ。もっと自由に生きていいのよ。人生1回なんだから、好きなこと好きなようにやって良いのよ。一つの会社にしがみつく必要なんてないのよ。

仕事変わるなんてよくあることですし、怒ることでもイラつくことでもない。

粛々と社労士さんに手続きしてもらって、送別会で最後パーッとやって終わり。

そしてまた新たな人材を確保する。当然の新陳代謝です。

しかし退職代行ってビジネス思いついて実際に提供している着眼点と実行力すごいなと感心してしまいました。ま、違法の可能性高いと思うんですけどね(笑)

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