私もいくつもの会社の役員やっていますし、取引先が多いので仕方ないのですが、「債権調査票」と言う書類を送られてくることがちょこちょこあります。

取引先が倒産した際に、弁護士が入りましたんでおたくの債権どのくらいある?って言うあれです。

僕が関与している会社では掛けはNGですし、どっか1社に依存なんてことはあり得ないので、別に取引先が倒産しても「債権無し」にチェック入れて終わりなんですが、結構な額の債権を持っている所は気が気じゃないでしょうね。。。

債権者集会なんか参加したって金は返って来ないんですから。

業界でも老舗、有名所、名物社長、色々一時的にもてはやされても結局倒産、夜逃げとなるパターンをいくつか見て来ていますが、やはり日々の情報収集は大切だなあと感じます。

給与遅配や人材流出、契約ターミネーションなんかの情報は横の繋がりがあればある程度入ってくるわけですが、アンテナ立ててこういう部分でババを引かされないよう注意することも経営面の大切な部分かなと思います。

ま、そもそも「掛け」で取引することが根本的な間違いだと思うんですよね。

その取引しか相手が呑んでくれない状況もあるでしょうが、相手の言いなりにならざるを得ないのは、自身に集客力がないからです。(業界の慣習で・・・・とかよく言いますけど・・・・賛同致し兼ねます。)

集客に成功していれば、わざわざ自社にとって不利な内容で取引する必要なんてないですし、経営の8割程度の問題は解決します。

逆に集客が出来なければ早晩事業は行き詰まるわけで。集客って当たり前のことなんですけど、その大切さ本当にわかっているのか疑問な方って士業でもたまに見受けられますよね。

また、身の丈に合わない経営と言いますか、過剰なギャンブル性の高い投資や、見栄の為の個人浪費をやっていればそりゃ会社も傾くと言うものでしょう。

対岸の火事と思わず、自分自身も兜の緒を締め直して、引き続き堅実経営に邁進していきたいと思います。

引き続き集客の肝であり、収入を生み続ける資産であるWEBサイトに集中投資あるのみです!

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