今週末もガッツリ面談8件の渡邉です。合間に記事を書いてみます。

行政書士業界で一つの登竜門と言いますか、最初の目標として良く掲げられるこの「年商1,000万円」ですが、皆さんは如何に達成しようとお考えでしょうか?

年商1,000万円と言うことは、月商約83万円×12か月です。

2006年5月の新会社法施行から数年は、法人設立をメインにホームページで取りまくっていた事務所は一気に潤ったと思います。

私自身も当時10万円以上の報酬でもホームページからほとんど広告費をかけずバンバン依頼が来て一人で月商250万円くらい回していましたから。

しかし同時に大きな危機感と言うか、不安感もありました。

「こんなことがいつまでも続くはずがない・・・」と

それで、法人設立業務で得たキャッシュで事務所を法人化と同時にスタッフを大幅増員し、取り扱い業務の多角化を徐々に図りつつ、軸足を法人設立業務から徐々に、そして途中から一気に「許認可事務所」へと舵を切って今に至ります。

当時会社設立関係で潤った事務所達。SEOがゆるゆるで広告費かけずに会社設立を月に数十件獲得していた事務所達。今どうしているんでしょうね。どこに行ったんでしょうね。

行政書士業務は単発業務メインです。圧倒的集客力(現在では広告費も相当額かかるので、それなりの資金力も必要になります。)で業務を取り続けなければ、3,4年程度うまく行ってもいずれ干上がります。

例えばキャリアの中で「どっかの単年で1,000万円」であれば、比較的簡単だと思います。(と言うか、これは多分、正しい手法で経営やマーケティングすれば、誰でも達成できると思います。)

でも、「年商1,000万円を維持向上させ続けられるか?」と言われると一気に難易度が上がるのではないでしょうか?

私が個人で2年、法人で8期終わりましたが、微増とは言え(笑)、一度も下がることなく右肩上がりで売上が上がり続けているのには理由があります。

建設業許可分野、特に経営事項審査に軸足を変えたことが大きいと言えるでしょう。

経営事項審査を業務としてやっていると、1社あたりの平均年間売上額が20万円程度FIX売上として約束されることになります。

この分野はノウハウと継続した関係性が非常に重要なファクターになりますので、契約を切られることも実際ほぼありません。関与先が減るとしたら建設業者が潰れる際くらいですが、1年で何社もバタバタ倒れることもありません。

つまり、一旦顧客獲得すれば、固定売上が半永久的に続くわけですので、年々関与先を増やせばそれに合わせて事務所売上も年々確実に増加して行くことになります。(売上はほぼ固定ですから、関与先が減少率<増加率である以上当然の話です。)

ここで年商1,000万円と言う基準に立ち返ってみますと、経営事項審査の関与先が50社になれば、年商1,000万円を稼ぎ続けることが出来る可能性が高いと言えるでしょう。(断言しないのは、安売り事務所や変更手続きなどのクロスセルサービスの提案が出来ない事務所の場合、50社では1,000万円に届かない可能性も十分ある為です。)

関与先50社をいきなり1年くらいで達成することは難しいでしょう。

しかし、現実的目標で「(1年で10社)×5年」ならどうでしょうか?

1ヶ月1社弱と言う目標であれば、何とか達成できるのでは?

コツコツ関与先を増やして「5年後には年商1,000万円」。そしてその後はその売上は毎年下がることなく、徐々に関与先が増えた分だけ売上も上がっていくわけです。 大きな売上を立てている事務所も、結局は1件1件着実に取っているだけで、それがトータルでどの程度積み上がっているだけの話なんです。

「そもそも月1件の関与先はどうやって取れば良いんですか?」

http://www.kumamoto-keisin.com/

こんな専門サイトを作って、毎月このサイトに2万円~3万円程度の広告費をかけつつ、徐々にコンテンツを詰め込んで行くのです。地域性もあるでしょうが、熊本だって決して大きな都市ではありません。単なる小さな地方都市です。地方は潜在客の母数も少ないでしょうが、ライバルがいない分むしろ取りやすいはずです。

経審ダイレクト客だけをターゲティングするのではなく、建設業許可を新規で取りたい潜在顧客も当然取って行きます。将来の経審見込み客ですから。だからこういう許可サイトも必要なのです。

http://www.kumamoto-kensetsu.com/

もちろんこっちにも広告と同時にコンテンツ追加をして有料と無料(自然)アクセスを同時に集めていくわけですね~。だからサイトないと話にならない。

1年目からこれはこれでやりつつも手離れの良い業務(車庫証明や会社設立等)も同時に取って行くことで開業初年度から1,000万円だって決して無理な話ではありませんが、近年は競争激化と値下げ競争で簡単ではなくなってきますよね。(無料メールマガジン【行政書士開業1年目から年収1000万円を目指す会】とか出しててこう言うことも恐縮ですが)

これが一番年商1,000万円を手堅く、確実に稼ぎ続ける最適な道だと思いますが、難点がひとつ。実務が大変難しい。下手な知識で取り組むとお客様に大損害を与えかねないリスクをはらんでおります。(ま、行政書士の業務はどれもそうなんですが)

でもそれ故に他のライバルに追いつかれにくいと言う経営面の大きなメリットもまたあります。

別にサイトで集客しなくても良いけど、じゃあどうやるんですか?って純粋に思うんですよね。

建設業者リストに1件1件、訪問?テレアポ?経営事項審査受けませんか?って??

チラシまくのもただではないですし、チラシまいて反響無かったらどうするの?また同じ金額かけて別の地域に出してみる?

非常に非効率ですよね。

「サイトから仕事来ますか?」

と良く聞かれますが、そんなのわかりません。サイト作っても全然仕事取れない人もいますし、ウチみたいにアナログ営業なんて一切しないでも困らない事務所もある。

ただ、逆に聞きたいのですが、「サイトなかったらどうやって仕事取るんですか?」、と。

100%確実に成果が出るなら誰だってやります。

成果が出るかどうかなんてわからない。

そんなことに対して、資金を投下できるのか?絶対に取って行くと言う覚悟でホームページに取り組んでいけるのか?

答えがイエスの方は仕事取れる。ノーの方は取れない。それだけの話でしょう。

つまり覚悟の問題でしょうね。ノウハウはこのブログでも散々書いていますので読めばどういう事をどう言う風にすれば良いか誰でもわかっているはずです。

地域+建設業許可で稼ぐサイト達

上記で公開している事務所以外にも、ウチの事務所が建設業分野で大成功していることで、建設業許可専門サイトの制作依頼が増えております。

○ 建設業許可申請サポート@神戸
神戸の門脇先生の建設業許可申請専門サイトです。

○ 建設業許可のファミーユ行政書士事務所
東京の阿部先生の建設業許可申請専門サイトです。

年商1,000万円を継続したい!
年商1,000万円はあくまでも最初の目標でドンドン増やしていきたい!

そう考えている方はお早めに取り組まれることをお勧め致します。今回書いたように、一朝一夕で達成できるわけではないので。

合言葉は

「一度の努力で永続的に」

です。

今日は相続分野で大成功している大阪の阿部先生と飲みに行きます^^v

明日の記事の何かいいネタ教えてもらおうっと(笑)

建設業許可専門サイト作るなら

↓ ↓

http://www.gyousei-blog.com/
サイト作ったら仕事取れるとは限らない。しかし、ご自身の努力次第で仕事取れるサイトが作れます。

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