連休中は特に遠出をしない私です。

近場の家族サービスの合間にせっせと自社でやっている人材紹介・派遣事業の方の書類作成。

色々書類が多くなりますが、許可を取得して1年半。

最初の半年は売上もなかなか立ちませんでしたが、ようやく毎月紹介料や派遣料が入ってくるようになりました。

提携先も増えて来て、色々な職種の紹介ができるようになりました。これからが楽しみな分野です。

許可持っているからか、人材紹介やってます的な方を紹介して頂くことも出てきたのですが、結構許可持ってなくて人材紹介やっている方が多いなと。

流石に許可持ってない方とは提携できないですが、その流れで許可に関する相談を受けることも多く、まあ社労士さんに相談してもらうしかないのですが、私の経験談を備忘録兼ねてこちらのページにアップしているので、見てもらいたいですね。→ https://www.1-kigyou.com/haken-manual.html

労働者派遣許可は2,000万円、有料職業紹介業は500万キャッシュで持っていたら誰でも取れます。派遣元責任者と職業紹介責任者の講習を受けるだけ。10時から17時までみっちり×2回は堪えますが。

私が創業融資のお手伝いもしている行政書士と知ると、「じゃあ融資を!」と言われる方もいらっしゃいますが、融資のお金は算入できないんですよね。

純資産として2000万、500万です。(両方同時に取る場合も2000万円だけあればOK)

たったこれだけのことで取れるのだから、きちんと許可取った方が良いです。

社労士に依頼しても実費込みで50万円くらいだったと記憶しています。

私は使ったことないですが、こんなのもあるらしいので、これから許可申請する方はチャレンジしても良いかも。こうして士業の仕事は奪われていくのだろうか?

知識不要で誰でもカンタンに。たった30分!人材紹介の免許申請

私も現在三次選考まで進行中案件を複数抱えていますが、人材紹介は単価が大きい。非常に大きい。

就職が決まったら一撃200万円の報酬とかザラです。純利ですよ?

コンサルティング的な要素も入りますが、実務的には、単に面接セッティングするくらいしか労力はかからないのにこれですから、正直、真面目に行政書士業務やるのが虚しくなる時があります(笑)。それでも私は行政書士業はひたすらに続けますが。

ただ、売り手市場と言ってもそう簡単に高収入好待遇の職にバンバン決まるわけでもなく、落とされる方はとことん落とされますし、決まっても紹介料が大きくないところで着地してしまうこともあります。

また、ハイプロファイルな方の場合、内定5社も6社も取るのですが、最終的に条件が出揃って決めた先がこちらの紹介した先じゃなかった場合は当然報酬はゼロになります。

200万円orゼロ

そんな業界なので、許可要件以上に資金にはゆとりを持っておかないと資金繰りは大変です。

また、下手に皮算用していると、求職者が内定蹴った場合に並々ならぬ怒りが湧いてくることにもなり兼ねません。(200万円orゼロの世界ですし、その過程で相当な手間暇をかけたなら尚更です)

しかし過程や自社の資金繰りがどうあれ、最終的な判断は求職者が下すものですし、求職者にとってより良い未来の為に最適な判断を下してもらいたいと思っています。

それでもやっぱり200万円!と思っていてフイになった場合は地団駄踏みたくはなりますけどね(笑)

つまり有料職業紹介業をやるなら相当な心と資金の余裕を持っておかねばならないとということです。

派遣はちょっと実務的にも大変なので、職業紹介から・・・とお考えの方は、500万円はまずはご自身でサクッと貯金して、許可を取ったら日本政策金融公庫と制度融資で資金調達をしましょう。→有料職業紹介業の公的融資について書きました。

自己資金ない方には貯金しやすい住み込みの製造業のお仕事紹介しますよ(笑)

許可と適切な事業計画があれば融資は難しくありません。

が、求職者と求人者を集めるのはそれなりに時間も労力もかかりますし、ある程度投資は必要になるでしょう。

先述の通り創業当初は特に不安定だから、運転資金も必要。

だからこそ資金調達はしっかりやって、借りれるだけ借りて、現預金を豊富な状態にしておく必要があるでしょう。

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