地場建設業者を顧客にしたければオンライン集客だけに依存しててはいけません。
かといって、既に行政書士が入っている先に無差別に「決算変更届激安でやります!」みたいなビラを配れと言うわけではありません。(むしろ一気にハブられることになりますので、そういう仁義無き戦いを挑むのは自由競争とは言えやめておいた方がいいでしょう)
やはり「紹介」がアナログ営業ではダントツに多いですね。
顧客が顧客を呼ぶ建設業界の横の繋がりによる紹介と、税理士さんからの紹介。この2点がほぼ全てです。
仕事キッチリは大前提ですが、フットワークの軽い顧客回りやきめ細やかなサービス、日々のコミュニケーションが紹介に繋がります。
行政書士事務所、特に建設業でそれなりに儲かっている所はトノサマ的な所も多く、「書類は持ってこい」的な態度の事務所が少なくありません。(まあ関与先が多いとそれだけ忙しいから持って来てもらえたらそりゃ行書事務所としては楽です。)
ウチはそんな真似はしません。
片道2時間でもこちらから伺いますし、お客さんの会社で直接相談受けたり、一緒に必要な書類を探してあげたり、簡単なついでの変更手続きとかならその帰りにちゃっちゃとやってあげたりととにかく「顧客目線」「顧客の手間最小限」を徹底しています。
我々からするとどれも大した事ではない当たり前のことですが、それが想像以上に反響を得られるのもこの行政書士業界の特異な部分です。(その分報酬はキッチリ頂きますが、それもまた当たり前のことでしょう。)
ウチは顧客に切られた事が全くない一方で他からウチに移ってくるお客様は大抵同様の不満を抱えて変わって来ます。(ウチが強引に奪い取ったような案件は1件もないです。でも逆恨みされることも多々ありますが・・・)
経審に関しては経験値やノウハウ、法改正への対応等実力差が出る部分もありますが、許可手続きだけならさほど変わりません。
サービスが良い方をお客さんが選びたいのは当然のことでしょう。
実務力だけでは不十分です。(むしろ実務力があるのはプロの行書なら当たり前なんで・・・・)
プラスαのサービス力。これが紹介を受けれる事務所と受けられない事務所の差ではないですかね。
次回は税理士さんからの紹介に関して。