この週末でこの書籍を読みました。
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なぜ倒産 23社の破綻に学ぶ失敗の法則
面白くて一気に読んでしまいました。
面白いと言っても、同じ経営に身を置く者としては背筋の凍る思いしかありません。
自分なんかよりも業歴も長く、規模も大きな名だたる企業でも倒産する時はあっさり倒産する。
売上が何十億あろうが、創業何十年続いていようが・・・傾く時は一瞬でその勢いに抗い反転させることが如何に難しいことか。簡単に捲土重来とはいきません。
倒産要因は個別ケース毎に見れば色々で、何一つとして同じケースはないのですが、やはり大別すると
・環境の変化に適応できない
・財務知識がない
この辺の共通点が見受けられますね。
明日は我が身。自分のトコは磐石と言えるのか?柔軟にどんな環境変化にも対応していけるのか?
自問自答の日々ではありますが、定期的にこうした自身への戒めや危機感を煽るような書籍を読むことは調子に乗らずに済む特効薬でもあります。
とりあえず財務の知識は付けておいた方がいい。自身で簿記の基礎、決算書の基礎くらいは。あとは日本政策金融公庫と信用保証協会付き融資くらいはいつでも好きな時に必要な額(身の丈にあった額)引き出せるくらいにはしておいた方が良いです。
自己資本比率50%、流動比率200%以上を常にキープしておけるようにしたいですね。